JH1YDT 早稲田大学無線通信研究会

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第69回理工展に出展しました

Hello CQ

こんにちは。代表のJI1TMDです。

 

11/5,11/6の両日で早稲田大学理工学部の大学祭 「第69回理工展」が開催されました。今年も去年と同じく、対面とオンライン両方のハイブリッド型式での開催でした。

私たちJH1YDTは今回で6年連続の出展となりました。過去を振り返れば、初出展は部員2名での強行出展、完全オンラインの2020年は早稲田祭・理工展の同時出展などと、あまりにも身の丈を超えた出展を行ってきました。その結果、当日はひどい過労・終了後は燃え尽きるという周期を繰り返してきました。

 

そこで今年は、無理ない範囲でクオリティを維持することを目指して出展を行いました。今年の出展物を写真を交えて紹介します。

 

1.八木アンテナの性質体験

YDTの顧問をして頂いている基幹理工学部情報通信学科の嶋本教授からお借りした「電波カーテン」を用いて八木アンテナの性質を体験できる実験を行いました。

「電波カーテン」は電波を当てるとLEDが光る仕組みになっており、偏波面による特性の違い、指向性、距離と電界強度の関係をビジュアルで伝えることができました。

八木アンテナの特性体験実験

 

2.体験局8J1YAJの運用

昨年に引き続き、アマチュア無線体験局8J1YAJの運用を行いました。昨年の反省から、QSLカードの交換を無くし運用バンドを慎重に決めて行いました。2日間で40人以上の方に、都内から遠くは兵庫県までとの交信を体験頂きました。交信いただいた方々ありがとうございました!



 

3.モースル信号体験ブース

モールス信号を体験する場として、縦振電鍵とパドルを展示しました。来場者の方には表を見てもらいながら和文や英文を打鍵してもらい、YDTメンバーがデコードしていました(なお、ことしから和文に対応できるメンバーが1人増えました!)

さらに、KHB氏自慢の「電鍵改造型マウス」とGoogleのモールスサイトを用いて、縦振電鍵で百人一首の下の句を打鍵する企画も設置しました。

どちらもかなり好評で、モールス信号への興味の大きさを実感しました!

モールス信号体験に使った電鍵たち (HK-701, HK-702)

 

4.部誌の頒布

SNSでもお伝えしましたが、YDT再開局後初めての部誌となる"Yesterday Develops Tomorrow"の頒布を行いました。予想を超える好評で、1グループ1部でお願いしましたが2日目のお昼には完売になってしまいました。。。手に取っていただいた方々、ありがとうございます

なお、Web版をYDTのホームページで公開しておりますので、来場されなかった方もぜひご覧ください!!

jh1ydt.com

 

これ以外にも、YDTの1年の活動のパネル展示も行いました。

 

post-コロナ禍ということもあり、前年以上の約500名の方に来場して頂きました。今まではメンバー全員がブースに常駐してやっと出展できるほどの人数不足でしたが、今年はおかげさまでメンバーも増加し、余裕をもって出展することができました!

 

理工展でのJH1YDT集合写真 10人 すごい

 

 

また、最後になりますがYDTのOBの方々から活動への援助もいただきました。新生YDTになってから6年がたってもOBの皆さんとの交流をあまりとることができず、代表として非常に反省しています。頂いた援助はメンバー全員で相談の上、遠征や機材の充実などに活かしたいと思います。これからも活動を見守っていただけると幸いです。

 

改めて、本年もYDTの理工展に関わっていただいたすべての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました!!

 

 

p.s. 理工展をもって私TMDも代表を退き、回の運営は後輩に任せていくになりました。1年と少しの期間でしたが、入会したときは4人だったYDTも10人以上の所帯となり嬉しい限りです。

新代表はとても「おもろい」人で、さらに活動が充実していくことを楽しみにしています。これからもよろしくお願いします。