JH1YDT 早稲田大学無線通信研究会

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令和2(2020)年度 活動報告

Hello CQ!!

こんにちは。部員のJI1TMDです。「なかなかコロナが収まりませんね」が安否の挨拶として定着してしまったように感じます。皆様いかがお過ごしでしょうか。[1]

 

さて,5月はGWも終わってしまいましたが,YDTは「まだ昨年度の振り返りをしていない!」ということが発覚しました。[2]

ということで,遅くなりましたがここで昨年2020年度の活動を振り返っていきたいと思います。

(部員からのコメントを添えてどうぞ)

 

 

【2020年5月】  

・JI1TMD入部

「早稲田に入学したらYDTに入ろう!」と思った2018年の理工展から2年,ついに門をたたいた私を先輩方は優しく迎えてくださいました。おかげさまでたくさんのことを経験させていただき,無線家としての成長を感じる1年となりました。

とはいえまだ新米ハムに変わりはないので,YDTの活動を通じてさらにレベルアップしていきたいです。まずはCWの習得(これ去年も言った) (TMD)

 

【2020年6月】  

・Nagi入部

アマチュア無線の経験が全くないのに憧れだけでYDTの門を叩いた私を、メンバーは驚きつつも優しく迎え入れてくれました。そこから1年弱、こんなにも面白くて充実した日々を送ることになろうとは!予想以上の楽しさ・嬉しさです。

あの時入会を決意した自分、大英断だったよ!今年こそ3アマ取って交信デビューするからな!(Nagi)

 

【2020年7月】  

・関東学生間合同新歓ミーティング参加 (オンライン) 

「僕の文章を久々に読み直してみたが、「公式が末期」??? いまでも、数分の動画やスライドに10倍以上の時間をかける。

そしてプレゼンはクソ下手なのでTMD君やNagiさんに全力で助けてもらっています。

(人見知りが発動すると早口になり、最後には自分の声を聴くのがいやになってプレゼンを放棄する)恥ずかしい(*ノωノ)

   https://jh1ydt.hatenablog.jp/entry/2020/07/11/201707   (OTK)

 

【2020年8月】 

FCC試験受験会参加

OBや先輩をはじめたくさんの方のご協力とご厚意によって実現したFCC試験。僕は一番簡単なTechnician止まりでしたが,日米のアマチュア無線事情の違いが試験からも伝わってきてとても面白く,勉強になりました。次は目指せExtra!

(実は入部後TMDがメンバーと実際に会ったのはこの時が初めてでした.) (TMD)

 

【2020年9月】

・All Asian DX Contest参加

感染対策を取った上で,YDT2020年度初の移動&DXコンテスト。個人的にも初めてのDXコンテストで,移動の50Wながらも思わぬ遠くと交信できて大興奮でした!

実はTMDはDX交信自体ほとんど経験したことがなかったのですが,時間の経過によって開ける方角が変わったり,じわじわと信号が強くなったりと,醍醐味を味うことができました。 (TMD)

 

【2020年10月】

・全市全郡コンテスト参加 (於 早稲田大学西早稲田キャンパス)

全部員そろって夜通し参加したコンテスト,僕は430MHz中心に一晩中たくさんオペレートさせてもらいました。全バンド合計で898局もの局と交信でき,大満足な結果になりました。あと,個人的には先輩方の華麗なCW捌きに圧倒されました。。今年はメンバーでもっとたくさんのコンテストに参加したいですね。 (TMD)

 

QSLカードを新調 

YDTのQSLカードは再開局以降長らくKHB氏デザインのものを使っていましたが、理工展・早稲田祭出展を期に新調しようという話が部内で持ち上がりました。そこでデザイナーに任命されたのが、名ばかり美大生の私。初めは苦労しましたが、メンバーからの助言もあり自信作が出来上がりました!もしお手元に届いた際には是非じっくりとご覧ください! (Nagi)

 

【2020年11月】

早稲田祭・理工展参加 

新型コロナウイルスの影響で早稲田祭・理工展はオンライン開催に。

しかしピンチはチャンス!ということで、YDT史上初のYouTube Liveによる公開運用を行いました。準備や相談は全てオンラインで、実際顔を合わせたのは前日という大変な企画でしたが、運用や実験、無線トークも行い大充実の2日間でした!

この成功は、交信そしてご視聴いただいた皆様と、企画・実行の核となってくれたOTK氏の力がなければ実現しないものでした。本当にありがとうございました!次の理工展はどのような形になるか分かりませんが、面白いものを作れるよう精一杯頑張ります! (Nagi)

 

【2021年3月】

・OBとの交流会 (オンライン)

OBの皆様には平素より大変お世話になっております。

同窓会の時のブログを書き忘れております。今年度は次期部長に書いてもらうので昨年度は許して下さい。

さて、今年はYDT50周年, 来年は早稲田大学 140周年ということもあり、OBの方々にもご協力いただきながらさまざまな企画を検討中です。

ぜひご期待ください (代表 OTK)

 

・YDTを再開局したJH1DWQが卒業  

 「73(セブンティー・スリー)」という,無線用語があります.交信を終わるときに相手に送る言葉で,日本語ではしばしば「さようなら」と訳されます.

 これを英語で調べますと,その意味は Best Regards.手紙等の文章末尾に,「敬白」のような意味で使う言葉としてお馴染みですが,Google 翻訳に掛けますと「よろしくお願いします」と出ます.英語圏の方々のSNS等を見ますと,実際、「敬白」よりももう少し広く,ゆるやかな意味で使われているようです.

 そう考えると,「73 = さようなら」というのは少し不正確で,どちらかと言えば「また会いましょう」「今後とも宜しく」というような意味合いの言葉だといえそうです.

 JH1DWQ T氏とは,2016年のハムフェアで,初めて会いました.当時JH1YDTは復活開局したばかりで,事実上のメンバーは彼一人でした.その復活開局を知人から聞いて知り,連絡を取ることにしたのです.

 あれから,4年半.T氏が早稲田大学を卒業され,新社会人として羽ばたいていきました.

 その間の個々の活動をここで改めて取り上げることはしません.しかし,廃局していた大学クラブ局を復活させ,忘れられていたコールサイン「JH1YDT」を少数ながら精鋭ぞろいの大学クラブとして再び輝かせたT氏の功績は,語るに余りある大きなものでありました.私もその恩恵に預かり,またT氏から人生の彩りを与えられた者のひとりです.JH1YDT の今日の成功は,ひとえに,T氏の人徳と尽力によるものでありましょう.

 名誉会長,そして我が盟友(と認めてくれることを祈る)たるT氏に,心からの「73」を送ります. (KHB)

 

 

 

いかがだったでしょうか?昨年は流行り病のために大きく活動が制限されてしまいましたが,その中でも工夫して様々な活動を積極的に行えたのではないかと我々一同も自負しております。

 

そして昨年度のYDTの活動として忘れてはならないのが「リモート活動(通称リモ活)」。今までブログ等に特に掲載することはありませんでした[3]が,この1年間,YDTでは2週間に1回ほどのペースで計25回のリモート活動を行ってきました。

内容は無線談義やCWの練習会などで,大掛かりなことではなかったかもしれません。しかし活動再開局以来,基本的にはコンテスト等のイベント時のみしか活動をしなかった弊会が,ついに不定期ながらも「定例会」を継続して開催することができたのも大きな成長ではないかと思っています。

 

また今年度も昨年度同様,先の見えない日々が続きそうですが,アマチュア精神を十分に発揮して,さまざまな活動をしていきます。(新しい仲間も加わりました。それはまた別の記事で) ご期待ください。

今後とも応援やご支援のほど,よろしくお願いいたします。

 

 

 

[1]先日「質問箱」でブログの更新頻度が低いことをご指摘いただきました。今年度は頑張ります。

[2]しかも発覚してからも全員書き忘れるという体たらく()

[3]ブログに記載するほどの内容があるわけでもないので,書かなかっただけです。(めんどくさかったわけでは決してない。決して)