JH1YDT 早稲田大学無線通信研究会

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【新入部員挨拶】無線を愛する皆さまへ!

無線を愛する皆さま、はじめまして!

6月よりJH1YDTの一員になりましたNAGIです。よろしくお願いします!

YDT初のインカレかつYLということで、入会時はお騒がせしました。[1]

 

さて、なぜコールサインではなくニックネームなのかというと、私は開局はおろかアマチュア無線技士の資格すら持っていない全くの初心者だからです。周りにアマチュア無線をやっている人もおらず、実際の様子を見たこともありません。

 

そんな私がアマチュア無線に出会ったきっかけは、おそらく高校1年の時に見た「タモリ倶楽部[2]」だったのではないかと思います。大学のアマチュア無線クラブ特集と銘打たれ、大学生たちがよく分からない機械を使って暗号のような言葉を喋る様子や、タモリさん[3]が自分のコールサインを高速で打つ様子を見た女子高生(私)はこう思いました。

 

「か、かっこいい~~」

 

これが終わりの始まり[4]。この日からアマチュア無線への憧れは水面下でむくむくと膨れ上がり、とうとうYDTの扉を叩くに至ったというわけです。

 

憧れだけは一丁前に抱き続けて数年。アマチュア無線のアの字も理解していない私が魅力を語っていいものかとも思いますが、やはり自ら機械を操作して見えない電波を捉え、遠くの人とやりとりをするというところにロマンを感じます。

私は文通も好きなのですが、「スマホですぐにやりとりできるのに何故いま手紙なの?」と聞かれることもしばしば。確かに手紙は返事をもらうまでに時間がかかるという不自由さがありますが、しかしそこがとても愛おしいのです。

私がアマチュア無線に心惹かれるのも同じ理由ではないかと思います。


こんな経緯で入会した私の目標は、まず3アマを取得して一通りの知識を身につけること。そして遠征をしたり、泊まり込みのコンテストに参加してみたいです。なにより会員とまだ直接会えていない[5]ので、早く対面できるようになってほしいところですが……。

 

無線通信研究会で今後どんなことができるかわくわくしています。
初心者故に至らぬところもあるかと思いますが、ご指導よろしくお願いします!

(NAGI)

 

<脚注>

[1]文面でのやりとりやオンライン説明会は粛々と行われた印象だったが、裏ではお祭り騒ぎの人もいたとかいないとか……。

[2]カルト的人気を誇るテレビ朝日系列の流浪の番組。我が家は小学生のころから録画して家族で見ていたが、たまに子供には見せられないテーマの回もあり、その時は録画一覧からそっと消されていた。南無。

[3]言わずもがな早稲田の大先輩。ああいう様々なことに造詣が深くて興味を持てる人になりたいなぁ。

[4]好奇心というエンジンは恐ろしく、数年を経ても未だ衰えることを知らない。

[5]初回のビデオ通話でぼんやりと顔を見たっきり。YDTは現在音声通話での活動が主なので初めは声の聞き分けができていなかったのは内緒。