「東北きりたん」を用いた合成音声通信を行いました!
Hello CQ!
JH1DWQです。この度、合成音声通信にチャレンジしましたのでご報告いたします。
1.きっかけ
TwitterでJH4VAJ局が行った面白い実験を拝見しました。
音声合成を使った送信実験 https://t.co/KJ8rp9euI5
— jh4vaj/1 (@jh4vaj) March 10, 2020
カーチャンクサーバーを利用して、送信した合成音声をモニターしたそうです。元々興味はありましたので、一気に火が付きました。
2.免許申請
JH4VAJ局のHPによると、合成音声を利用するためには届け出が必要だそうです。
所謂"CQマシーン"も申請が必要なんじゃないかと思いつつ、JH4VAJ局が紹介されている方法で申請を出しました。元々PCはデジタルモード追加の際に申請してありますし、電波形式の追加はないので軽微な変更になるかと思います。
いつも分かりやすい記事をありがとうございます。NanoVNAを購入した際にも、大変参考になりました。
3.ソフトの選定
合成音声に使うソフト。ゆっくり実況などでお馴染みの「棒読みちゃん」や「SofTalk」で事足りるのですが、今回は大奮発してVOICEROIDの「東北きりたん」を購入いたしました(高かった……)。理由は可愛いから、ただそれだけです。これまで無料の音声合成ソフトは使ったことはあるのですが、さすが有料ソフト。操作性は大変良いですし、イントネーションも自然です。安くない買い物でしたが、可愛いし、操作しやすいし、可愛いし、買ってよかったと思います。
4.今回用意した音声
テスト運用ということで、「試験」「CQ」「QTHなど」「73」の4本を用意しました。参考になるかわかりませんが、一応張り付けておきます。
①試験
②CQ
③QTHなど
④73
5.運用方法
かなり強引です。用意してある言葉以外、特に相手のコールサインは直接ソフトに打ち込むことで対応しました。送信はRIGのVOX機能を使っています。
▲あっちに入力したり、こっちを押したり大変でした
6.やってみた感想
非常に面白かったです。7MHzにQRVし、30分で2局と交信できました。もう少し運用する環境を改善して、よりスムーズにQSOできると良いと思います。また、通常交信よりはコンテスト向きなのではと思いますので、YLの居ないJH1YDTが実践投入出来たら面白いと考えております(現実逃避とも云う)。
交信頂いた皆さま、ありがとうございました。今後も合成音声通信を続けていきたいと思います!